体細胞分裂の観察 十文字押しつぶし法
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- Опубликовано: 15 сен 2024
- ネギの体細胞分裂の観察方法の解説です。
タマネギの根も実験材料として有名ですが、簡単にたくさんの試料が手に入るネギの種子を使った観察です。
①ネギを発芽させる
②酢酸で細胞分裂を止める(固定)
③3%塩酸で細胞同士をはなれやすくする(解離)
④スライドガラスの上で押しつぶす
⑤観察する
生殖細胞以外の細胞を体細胞といいます。
分裂していない時の状態を間期といい、酢酸オルセイン溶液などで赤く染めると、丸い核が見えます。
細胞分裂中の細胞では、染色体と呼ばれるひも状のようなものが見えてきます。この染色体は、ネギの場合は、細胞あたり16本あります。
通常これを、2n=16 と書きます。
1つの体細胞が2つに分裂するとき過程
①細胞内のDNAの量が二倍に増える(間期の最後)
②DNAの鎖が巻き取られて、染色体になる(前期)
③染色体が細胞の中央に集まる(中期)
④染色体が細胞の両極に分かれる(後期)
⑤細胞が2つに分かれ始めて、染色体がDNAの状態に戻る(終期)